男性の髪の正しい洗い方・乾かし方③
今回は、洗髪後の髪の乾かし方についてご紹介します。
洗髪後の髪の乾かし方
洗髪後にしっかりと髪を乾かさないことで、頭皮や髪の環境を悪くしてしまう恐れがあります。
優しく頭全体を包み込むようにタオルで拭く
ドライヤーで乾かす前に、まずタオルを使ってある程度の水分をとっておくこと(タオルドライ)が大切です!
タオルドライをする際には、髪を擦り合わせないように注意しましょう。
早く乾かしたいからとやりがちですが、擦り合せた際の摩擦によって髪が傷んでしまうのです。
バスタオルなど大きめのタオルを使い、頭部全体を包み込み、頭皮をマッサージするように拭き取るのがおすすめです。
洗うときと乾かすときに共通して注意したいことが、髪やキューティクルを傷ませないこととなります。
また、髪の痛みが気になっている方は、
タオルで乾かした後に、洗い流さないトリートメントを使用することもおすすめですよ。
洗い流さないトリートメントは、シャンプー後に使用することで、
髪のダメージの補修効果や保湿効果、そしてドライヤーの熱・紫外線などから受けるダメージの抑制を期待できます!
菌の繁殖を防ぐためにドライヤーで乾かす
タオルで十分に水気を取り除いた後は、ドライヤーを使い髪を乾かしましょう。
濡れた状態だと髪を傷つけやすく、また菌が繁殖しやすい状態となっています。
タオルドライである程度水分をとった後でも、必ずドライヤーで乾かすことが大切です。
ドライヤーを近づけすぎると髪・頭皮を傷つけてしまうので、20センチ程度頭から離して乾かしてくださいね。
また、乾燥しすぎを防ぐために、同じところに集中して風を当てないように気をつけましょう。
髪を洗うタイミングは夜がおすすめ
朝シャンは目が覚めたり、就寝中にかいた汗を洗い流したり、
寝ぐせを確実に直せたりするメリットがありますが、実は薄毛の原因になるともいわれているのです。
皮脂は、頭皮を外的刺激から守る、バリア機能の役目を担っていますが、朝シャンをする場合は注意する必要があります。
朝から活動して、夜は睡眠というライフスタイルの人が朝シャンをする場合、
シャンプーでバリア機能を剥がした後に外出することになるため、紫外線などの刺激をより受けやすくなるのです。
頭皮が刺激を受けることで、毛根にダメージがおよび、
育毛への悪影響や乾燥による皮脂の過剰分泌を引き起こす可能性があるため、
可能な限り、朝シャンは避けた方が良いでしょう。
どうしても洗いたい場合には、頭皮に刺激を与えずに優しく髪の汚れを落とすように心がけることが大切です。
また、朝は時間がなく急いでいるからと、髪のすすぎや乾かす作業をいい加減にしてしまうと、
十分にシャンプーを洗い落とせていなかったり、乾かせないという状況を招き、
頭皮環境を悪化させてしまう可能性があります。
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